コラム 第九回  葉隠れの里を訪ねて

8月に初めて葉隠れの里を訪ねました。佐賀市から北東に約12Kほど離れた大和町です。ここは約300年前に佐賀藩士であった山本常朝(当時52歳)が隠居し、後輩の田代陣基(当時32歳)が尋ねて来た場所です。{宝永7年(1710年)3月5日・・陽暦では4月3日・・}
ここで常朝は7年間に亘って「四方山話}をするのですが、これを田代陣基が書き留めたのが「葉隠」として伝わっています。葉隠について素人であり、その解釈は出来ませんが、軍国主義化する中で「武士道とは死ぬ事と見付けたり」の一文が脚光を浴び、それが誤解されて伝わっているのは残念です。新渡戸稲造さんは日本人の宗教観を海外に伝えたいとの気持ちで、武士道を英文で出されたと聞いています。その際「葉隠」を大いに参考にされたことでしょう。

      
葉隠発祥の地 山本常朝の石碑